【同級生(同い年)編】学生BL特集!青春に芽生えた恋を描いたおすすめBL漫画

「黄昏アウトフォーカス」コミック表紙 おすすめBL漫画まとめ

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同じ教室で机を並べて・・

放課後の時間を一緒に過ごして・・

校内の喧騒のなか、たった一人だけが目にとまって・・

同級生同士の青くて甘い恋を描いた青春BL、いいですよね。

この記事では、学生BLの中でも同い年の同級生同士が恋に落ちるおすすめの同級生BL漫画をご紹介いたします。

「同級生」中村明日美子

合唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける…。

思春期に揺れる少年たちのスローテンポな恋とじれったくもあまずっぱいドキドキした気持ちを丁寧に描いた、さわやか系ピュア・ラブストーリー!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/245528/

青春BLの金字塔とも呼ばれる名作、中村明日美子先生の「同級生」。

もしもまだ読んだことがないというBL好きな方がいらっしゃいましたら、とにもかくにも読んでほしい名作です。

シリーズ1作目の「同級生」を読み終わる頃には、佐条と草壁が生きるこの世界観にどっぷりハマっていること間違いなしです。そしてシリーズ続巻があることに歓喜しながら、その後の二人を追いかけて続きも読んでしまうことでしょう・・

「同級生」はシリーズものとして続巻も発売されています。1巻、2巻、3巻・・といった巻数表記ではなく、タイトル違いで発売されていますのでこれから新たにシリーズを通して読もうという方には順番が分かりにくいかもしれません。

発売順(読む順番?)は古いものから順に以下にようになっていますので、参考になれば幸いです。

▼同級生シリーズ順番

  1. 同級生
  2. 卒業生 春
  3. 卒業生 冬
  4. 空と原(※スピンオフ作品。二人の後輩にあたる空と原先生がメインのお話)
  5. O.B.1
  6. O.B.2
  7. 卒業アルバム 増補版
  8. blanc#0(Rings)(※小冊子)
  9. blanc #1
  10. blanc #2
  11. home

「同級生」はアニメ映画化もされて話題になりましたね。

サイト管理人も上映当時、映画館で鑑賞しました。アニメ映画化が発表された当初は、「中村明日美子先生のあの空気感を出せるの・・?」「変にいじらないでほしいな・・」と大好きな作品だからこそ抵抗感もあったのですが、いざ出来上がった映画を観てみると、制作陣により愛情を込めて丁寧に作られた作品だということが伝わって心震えました

中村明日美子先生独特の空気感はそのままに、音楽や声、動きが加わってアニメ映画ならではの素晴らしい作品となっていました。

まだ未視聴という方も、原作「同級生」を読んで気になったという方はアニメ映画版もおすすめです。

2022年11月には最新作「home」が発売されました。「home」は、同級生だった二人が結婚して一緒に暮らすまでを収録したオムニバス作品集となっています。

「ブルースカイコンプレックス」市川けい

古びた本のにおいに混ざる清潔で清廉なシャンプーの香り。かるく目眩がした、放課後――。

「静かに本を読める場所が欲しい」と願っていた楢崎は、ひょんなことから学内で有名な素行不良の生徒・寺島のお目付け役に抜擢され、二人きりで放課後の図書室の受付をすることになる。初めこそ会話のない二人であったが、ページを繰る音だけが響く図書室で、楢崎は不思議な空気をはらむ寺島に次第に興味を持ち始める。やがて学校は夏休みに入り、お目付け役もお役御免となるが――。

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素行不良の同級生・寺島のお目付け役を教師から押し付けられ、図書室で受付をすることになった楢崎。

喧嘩の傷が絶えない素行不良な校内の有名人と、教師からお目付け役を頼まれる黒髪メガネの同級生

一見、共通点もなく特に相容れることもなさそうな二人が、放課後の二人きりの図書室で少しずつ近くなっていく様子は心くすぐられます。

ストーリーだけ見ると王道なのですが、とにかく登場人物たちや台詞、画面演出が素晴らしい。(サイト管理人も、まさか読み始めはこんなにハマるとは正直思っていなかったのです…)

まず、寺島と楢崎の二人がとてもいい…!

表現が難しいのですが、漫画的に『キャラ』として誇張された性格設定でなく二人ともさらっとナチュラルな“高校生男子”なのがとても魅力的です。

黒髪メガネという一見するとただの真面目キャラっぽい楢崎ですが、読み進めるとその淡々&飄々としているところが妙に色っぽい

ヤンキーかと思われた寺島も、これまた見た目に反して根は真面目だし可愛らしい

ちなみに 楢崎×寺島 です。

1巻の表紙だけ見ると一瞬逆っぽいですよね。

2022年12月現在、8巻まで発売されています。8巻まで続くのも納得の人気シリーズです。

1~3巻までは高校生編、4巻以降は進学して大学生になった二人と周りの友人たちの恋模様が描かれています。

「あちらこちらぼくら」たなと

クラスの中心人物の一人である真嶋はある日、クラスメイトの地味め男子・園木の意外な一面を知る。それからというもの、園木のことが気になってしょうがない真嶋は、何気ないことで声をかけ、ちょっかいを出すように……。すぐに顔を赤くしたり、照れたり、固まったり、そんな園木が愛おしくてしょうがない真嶋。しかし、進級のタイミングで二人はクラスが別れてしまい――。
青春ボーイズラブの決定版が、上下巻で登場!

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“ボコり愛”の名作として注目された「スニーキーレッド」の著者、たなと先生による青春BL

『ボーイ・ミーツ・ガール』ならぬ、『ボーイ・ミーツ・ボーイ』と言えば個人的に思い浮かべるのはこちらの作品「あちらこちらぼくら」です。

ボーイ・ミーツ・ガール(Boy Meets Girl)は「少年が少女に出会う」という意味で、娯楽作品について言う場合は「主人公の少年が、少女に出会って恋に落ち、そこから関係が育っていく」ような物語のことを指す。

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高校生活を舞台に、二人の出会いの瞬間から、“何か”が芽生えるまで、そしてそれが育っていく瞬間を見守っていくことができます。

劇的な事件が起こるわけでも、斬新な設定があるわけでもないのですが、読みだすと惹きこまれてしまう不思議な魅力にあふれた作品です。

同級生同士の淡い恋物語を読みたい、青春時代を生きる男の子同士の恋愛を読みたい、という方におすすめです。

続巻となる「あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから)」も現在2巻まで発売されています。

「黄昏アウトフォーカス」じゃのめ

男子校の寮で、不良で一匹狼の寿と同室になった真央。「寿がゲイで彼氏がいる事を口外しない」「寿は真央を恋愛対象とせず、手出しもしない」「互いのオナニーは邪魔しない」という3つの約束をし、お互い仲良くやってきた。そんなある時、真央は所属する映画部の監督から、ゲイで不良で美形の主人公は寿にしたいと頼まれ!?

まだ愛を知らず、大切な人への感情の正体に戸惑う――きらきら切ない青春恋愛譚。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/190924/

おしゃれで美しい表紙が目を引く、じゃのめ先生の「黄昏アウトフォーカス」。

コミックス帯には『あの約束が、ゆるくも強く俺を縛る。』の文字。

男子校での寮生活や映画部の活動を舞台に、互いに交わした“約束”を軸に紡がれていくまぶしく切ない青春BL

寮で同室になった真央と寿。真央はひょんなことから寿がゲイであることを知ることになり、お互いに約束をすることに。

「寿がゲイで、彼氏がいる事を口外しない」

「(同室の)真央を恋愛対象としてみない」

最初にした約束があるばかりに、寿への気持ちに気づいてからも「始まる前に終わる恋なんか気づきたくなかったのに」と思い悩む真央。

じゃのめ先生の繊細で美しい絵に、印象的な切ない真央のモノローグが相まって、作品全体に魅力的な独特の空気感が漂っています。

ちなみにタイトルにある「アウトフォーカス」とは、「意図的に焦点(ピント)を外してピントのボケた部分を作ること」を指す撮影手法のこと。

アウトフォーカスとは、意図的に焦点(ピント)を外してピントのボケた部分を作ることをいいます。被写体を際立たせる撮影ができるため、花の撮影や人物のポートレート撮影に多用されています。

引用:canon写真用語集『アウトフォーカス』

きらきら切ない青春BLを読みたい方におすすめの作品です。

なお、「黄昏アウトフォーカス」単行本に収録されていない番外編を集めた「黄昏アウトフォーカス overlap」も発売されています。

またスピンオフとして、映画部部長・菊地原仁と後輩・市川義一の不器用な恋模様を描いた「残像スローモーション」も発売されています。

男子校の寮生3年、映画部部長・菊地原 仁。眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、自信家で派手好き。いつも人に囲まれている人気者だが、ひとつ歳下の部活の後輩・市川義一は異様にライバル心むき出しでつっかかってくる。そして菊地原の方もまた、市川を意識していた。ある日、そんな2人が寮の同室になってしまい…!? ぶつかりあいながらも惹かれあう、不器用で切ない青春恋愛譚。大人気『黄昏アウトフォーカス』スピンオフ。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/217896/

「不屈のゾノ」しっけ

出戸は単なる喧嘩相手だったヤンキー・ゾノの弱点を知る。首を触られるのに弱く、エロい声を出すのだ。ゾノのエロい声を聞くと下半身が反応してしまい混乱する出戸。そんなある日、喧嘩に強いはずのゾノが父親にボコボコにされている現場に遭遇し、慌てて助けに入る。ゾノはなぜかファンシーでかわいらしい格好をしていて――!?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/234091/

「友達」通り越して 俺のもんにしたくなった

というコミック帯の言葉が目を引く、しっけ先生の「不屈のゾノ」。

貧乏なイケメン×男前ヤンキーの胸焦がす青春ラブストーリー です。

詳細な感想は以下で個別記事も書いていますので、気になる方はこちらをご参照ください。

「コントラスト」itz

名前も知らない同級生。
いつも彼だけが、ひどく鮮やかに見えた――。

いつでも人の輪の中心にいる人気者だけど
どこか冷めたところがあるイケメンの青山翔太と、
特進クラスに在籍する成績優秀で一匹狼な千川陽。
クラスも名前も知らないけど、
顔だけは互いに知っている。
そんな対照的な同級生が、
ある日、屋上へと続く人気のない階段で出会った。
その日から屋上は二人だけの秘密の場所に――。
沈黙さえ居心地がいい
穏やかな時間を共有するうちに、
どちらからともなく惹かれ合っていくが、
陽には後ろめたいことがあって……?

―――なんでオレとキスしたの?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/271901/

名前も知らない同級生なのに、なぜかいつも彼だけがひどく鮮やかに見えて──。

というところから始まる二人の青春恋物語。

大勢のなかにいてもたったひとりだけが鮮やかに見える、目が惹かれるとはまさに“恋”

作品世界とitz先生の絵柄がとてもマッチしています。

特に、陽の視線のフィルターを通して見える翔太の姿は、読み手の目にも鮮やかに光を放っているように感じられました。絵でこういった空気感を伝えられるって素晴らしい筆力だなぁと。

余談ですが、作者のitz先生。珍しいお名前だな、なんて読むのだろうと思っていたのですが、そのまま「アイティーゼット」とお読みするんですね。

名付けの由来までは分かりませんでしたが、これからは「アイティーゼット先生」と心の中でお名前呼べるようになりました(笑)

「誤算のハート」緒川千世

「恋愛は遊びでするもの」がモットーな女グセ最悪の三城は、真面目な烏童と「恋人ごっこ」をすることに。
ただの暇つぶしのはずだったのに、甘やかされ、やさしく抱かれて、いつもの自分じゃいられなくなる。
意外とむっつりな優等生×アホ可愛いチャラ系男子、とんだ誤算から始まる恋。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/236124/

コミックス帯の『なんて厄介なんだ、恋ってやつは。』の煽り文句からすでに初々しくてきゅんとする高校生二人の恋愛模様を描いた学生BL。

意外とむっつりな優等生・烏童×アホ可愛いチャラ系男子・三城

軽い気持ちで始めた“恋人ごっこ”のつもりだったのに、というアホ可愛い三城の“誤算”から始まる物語。

烏童がスパダリなのもとても良いです。

アホ可愛い美人受けと、Sっ気がありつつ甘々なスパダリ攻めの相性が最高です。

明るい胸キュン学生BLが読みたい方におすすめの作品です。

また、烏童の遊び人の兄・烏童隆之の健気な恋を描いた「終わらない不幸についての話」「やまない不幸の終わらせ方」も発売されています。

兄カップルのほうは「誤算のハート」と違い、シリアスで切ない成分多めな大人風味のBLとなっています。

中学の頃に密かに好きだった清竹誠司と再会した烏童隆之。
相変わらず清竹はまっすぐで、すっかり遊び人になった自分とは大違い。
もしも女の子だったら。
もしもキスをしたら。
もしも、もしも…。何百万回と予想してた。
恋心が消えない烏童は清竹と強引に身体を重ねるが――。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/236123/

「三上と里はまだやましくない」鶴亀まよ

親友とキスする? 一生童貞でいる?
恋愛経験ゼロな男子校生がキス童貞卒業のため寮のルームメイトとうっかりチュー! 男同士なのに、ドキドキ★ ヤキモチ>< ムラムラ…/ チューするだけの関係でいたいのに…!?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/148743/

男子校を舞台に、

純情バカ・三上×めんどうくさがりの男前・里

“まだやましくない”二人が、“やましく”なるまでを描いた作品。思春期ど真ん中な男子高生の恋模様を描いた学生BLです。

じりじりもだもだと近づいていく三上と里が可愛らしいです。

「三上と里はまだやましくない」は全2巻で完結しています。

スピンオフとして、二人の友人・あかりの恋を描いた「あかりと彼はなやましい」も発売されています。

こちらはタイトルに「なやましい」とある通り、三上と里に比べるとちょっと大人な関係。

(個人的には健気なあかりが愛おしくて、こちらのスピンオフ作品がさらに好みでした。『可哀想は可愛い』が大好物なもので・・)

ノンケのあんたが俺を好きになれんの?
友だち(ノンケ)の男2人がくっついた。ゲイを公言する男子校生・あかりは、それが何だか面白くない。
うらやましい? それとも嫉妬? ……なんじゃそりゃ。
俺にだって、きっといつか「好きな人」ができるはず…! 意気込んで向かったゲイバーで出会ったのは、正論を振りかざすムカつく大人で――!?
pixivコミックで話題沸騰「三上と里はまだやましくない」スピンオフ!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/179453/

同級生同士の恋愛を描いた青春BL漫画をご紹介してきました。

一作目が人気になり続編やスピンオフが発売されることになった、といった作品も多かったですね。

どれも魅力的なおすすめの作品ばかりですので、気になる作品があればぜひ読んでみてください。

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