【遊び人攻め×初心者受けBL特集】開発のつもりがいつの間にか溺愛?!おすすめBL漫画

「なつめさんは開発かれたい」コミックス表紙 おすすめBL漫画まとめ

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遊び慣れた攻めと、恋愛慣れしていない受けの組み合わせといえば萌えるBL要素のひとつですよね。

初めはいつも通りの軽い遊びのつもりだった攻めが、いつの間にかどっぷり受けにハマって溺愛していく様なんてもうたまりません。

本記事では、遊び人攻め×初心者受けを描いたおすすめBL漫画をご紹介いたします。

「なつめさんは開発(ひら)かれたい」マミタ

セックスが苦手なのが原因で、いつも恋人と破局してしまうなつめ。「日本一セックスが上手い男になって自分をフった元彼を見返してやる!」と決意する。スキル向上のためデリヘルで『コウ』という男を指名するが家にやってきたのは……!?

ギャップ持ちハウスキーパー×悩める理系男子の恋愛アジェンダ!

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/1140785/vol_no/001

表紙とタイトルからして興味をそそる、マミタ先生の「なつめさんは開発(ひら)かれたい」。

昼はハウスキーパー、夜はデリヘルで働くコウ×元カレを見返したい悩める理系男子なつめ

セックスが苦手なのが原因でいつも恋人と破局してしまうなつめを、デリヘルで働くコウが開発する、心と体、開発系BLです。

「なつめ、お前とヤッても気持ちよくないんだよ」

なんて台詞で元カレに振られてしまったなつめ。

そんな元カレの言葉を受けてなつめが立てた目標が

『日本一の床上手になってあいつをトロトロにして捨ててやる!!』

というもの。(あいつをトロトロに、なんて言ってますがなつめさんは受け)

目標達成のために『床上手へのアジェンダ』なんてものまで作成して部屋の壁に貼っちゃうあたりが、さすが真面目一辺倒で生きてきた理系男子のなつめさん。

※なお「アジェンダ」とは、「実施すべき計画。行動計画」のこと。

本人はいたって真面目なのにどこかズレているところがなんとも可愛らしいです。

おいおいなつめさん、ハウスキーパーお願いしてるのにそんな紙、壁に貼ってちゃダメでしょ・・

というのは読みながら誰もがツッコむポイントかと思いますが(笑)

(一応、ハウスキーパーの「澤谷くん」が帰宅して、デリヘルで指名した「コウ」が来るまでのあいだで貼っていたので「澤谷くん」に見せるつもりはなかったのかなと思います。が、デリヘルの人には見せてアジェンダを共有するつもりだったのか・・?)

さて、そんな天然気味のなつめさんはデリヘルで男性を頼んで

「プロに指導を乞おう」

「自分には実践が足りないから実践を積もう」

なんて方向に発想がぶっ飛びます。可愛い。真面目。

そしてある種BLお約束、ハウスキーパーとしてお世話になっていた「澤谷くん」が、実はデリヘルで人気の「コウ」と同一人物だったという、(読み手にとって)ハッピーわくわく展開で話が進んでいきます。

壁に貼られたなつめのアジェンダを見て、ちゃかすでもなくなつめに寄り添いセックスを教えてくれる“プロ”のコウ。

スパダリ感あふれる優しいコウも、初心で可愛らしいなつめさんも二人とも魅力的。

『デリヘル』という設定とは裏腹に、登場人物たちがみな善人でほっこりした気持ちになれます。(なんなら元カレもいい人)

最中シーンも多くて甘くて最高です。

慣れた攻めにトロトロにされる受けが読みたい方、仕事だったはずの攻めがいつの間にか受けにハマる作品が好きな方にもおすすめです。

「俺しか知らないカラダ」薄井いろは

「セックスしてくれないか? 一度だけでいいから」
卒業式の日、高橋を呼び出し告白したのは、寡黙な優等生の石黒。
男同士でって、正気か…? 疑う高橋だったが、ただ「抱いてもらえるだけでいい」としか望まない石黒に興味を持った。
雑に抱かれても跳ね悦ぶ石黒のカラダは、言葉にせずとも全身で好きだと訴える。
そんな石黒を前に、他人に執着する気持ちを忘れたはずの高橋は…!?

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/602239/vol_no/001

『優等生を弄ぶ 条件付きセフレ』なんて煽情的な文句がコミックス帯に書かれた、薄井いろは先生の「俺しか知らないカラダ」。

タイトルからしても実にストレート。

人気者でモテる遊び人・高橋×寡黙な優等生・石黒

高校の卒業式の日、石黒から高橋への決死の告白によって体の関係から始まる格差BLです。

“一度だけ”、“抱いてもらえるだけでいい”としか望まない健気な石黒に対して、最初は

「お前にハマる気はねーけどいいよな?」

なんて言葉をぶつける高橋。

どこまでもいじらしく健気な石黒に対して、高橋の言動は冷たいし高圧的です。

ですがBL読みの手練れの皆さんなら、こんな攻めの行きつく先をもちろんご存じでしょう。

・・そう、溺愛ですね!

思わず顔がほころぶ(個人的に)大好き展開です。

最初は冷たい遊び人のチャラ攻めは、健気な受けにいつの間にかドハマりするのです。そういうものなのです。

というわけで(?)、そんな気のなかったチャラクズ攻めが受けにドハマりする系の作品が好きな方にもおすすめ。

続編として「僕は君だけのもの」も発売されています。

「恋をするつもりはなかった」鈴丸みんた

恋愛経験なしのゲイ・佳乃はもうすぐ三十路。恋することを半ばあきらめていたが、ある日思い切って訪れたゲイバーで銀髪の青年・ロウと出会う。不思議な魅力を持つ彼に惹かれた佳乃は、勢いで身体を重ねてしまい――?

恋愛イージーモードのイケメン大学生×恋を知らないゲイの会社員が紡ぐ不器用で幸せなラブストーリー。

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/657780/vol_no/001

ゲイバーで出会った銀髪の青年・ロウ×恋することを半ば諦めた三十路&恋愛経験なしの佳乃

恋愛イージーモードで生きてきた手慣れたイケメン大学生と、恋を知らないゲイの会社員の恋模様が描かれた格差&純愛BL。

コミックス帯に書かれた、

『もうすぐ三十路。

恋愛経験なし。

まだ誰の体温も知らない。』

という煽り文句がうますぎます。作品の魅力を端的に伝えつつ、思わず手を伸ばしたくなる素晴らしい煽り文句。

恋愛経験がなく、まだ誰とも体の関係も持ったことがないアラサー会社員の佳乃さん。

経験はないけれど恋がしたくないわけではなく、むしろしたいと思い悩んでいる。でも自分に恋なんてできない、自分が同性である男性から好かれるはずがないと思いこんでいます。

──恋がしたいなんてぜいたく言わない

せめて抱かれてみたい

なんて 誰に頼めばいいんだろう

1話目の切ない佳乃さんのモノローグ。この導入部分からもう、続きが読みたくて読みたくて仕方なくなります。

健気受け大好き人間として、この幸薄美人の佳乃さんが幸せになるところを見届けたい…!

30歳の誕生日を迎える日に勇気を出してゲイバーへ足を踏み入れた佳乃さん。

自分の魅力を全く理解していないがゆえに無防備で危ない子羊な佳乃さんを、狼(他の客)から救い出してくれた銀髪イケメンのロウ。そしてそのまま美味しく佳乃さんをいただくロウ・・

以下は少しだけネタバレに触れますが・・

バーで出会ったその日に佳乃さんに手を出したロウですが、

チャラ男のただの『遊び』かと思いきや、実は──

というのがこの作品のたまらない素敵ポイントでもあります。

ラストまで読んで、「あ!」となって最初から読み返すとあることに気づけるかと思います。

「そ、そういうこと~!!」と気づいたときの多幸感といったら。

あとがきでは作中に出てくるカクテルのカクテル言葉も紹介されています。

こういった小ネタも分かったうえで読み返すのもまた味わい深いです。

ラストまで読んでまたすぐに読み返したくなる作品です。

こちらの「恋をするつもりはなかったは、2021年度版の「このBLがやばい!」ランキングのコミック部門で第4位に選ばれています。

手慣れた年下イケメン×純情年上美人の組み合わせがお好きな方はもちろん、伏線回収系がお好きな方にもおすすめの作品です。

あらすじにもある通り、まさに『不器用で幸せなラブストーリー』です。

「スイートハート・トリガー」 ニャンニャ

根暗なゲイの大学生・コールは、隣人・アレックスに片想い中。
女子にモテまくるアレックスを、コールは遠くから見つめ自慰に耽るだけの日々だった。
ある時、ひょんなことからアレックスとの距離が縮まり舞い上がるコール。
アレックスが参加するコスプレパーティーに乗り込み、勢い余って想いを告白するが───モテ慣れたアレックスに軽く受け流されてしまう。
傷ついたコールは、アレックスに愛情と裏腹の怒りを抱き始め…。

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/398812/vol_no/001

みんなの人気者でモテまくるノンケイケメン・アレックス×根暗なこじらせゲイ大学生・コール

の二人による格差BL。

学生カーストのトップと最底辺という、はじめは遠い場所にいたはずの二人の関係がどうなっていくのか──。

作品世界の舞台はアメリカ。作者のニャンニャ先生も海外の方ということで、日本国内を舞台としたBLとはまた違った雰囲気も味わえます。

作中のキャラ同士のささいなやりとりや、描かれるエピソードからもアメリカを感じられます。作中に流れる空気感がなんだかもう“アメリカ”…!

アレックスの見事なまでの陽キャっぷりも、ニコールのこじらせまくった陰キャっぷりも、それぞれのキャラの人物造形が素晴らしいです。

そんな思考回路で、そんな行動にいたっちゃうの──?!

という。特にニコールからは(あらゆる意味で)目が離せません。

初めてこの「スイートハート・トリガー」の1巻を読んだときの衝撃はまだ覚えているほど。ニャンニャ先生の作品でしか読めない“味”だと思いました。

癖のあるキャラクターが好きな方はじめは受けに関心の薄かった攻めが徐々に受けに溺れていくのが好きな方にもおすすめです。

「スイートハート・トリガー」は全3巻で完結しています。

完結巻となる3巻には、『通常版』電子限定50P有償小冊子が付く『特別版』の2種類があります。

特別版のほうは50ページ多く読めるぶん通常版に比べるとお値段が少し高くなっていますが、完結までコールとアレックスを見守ってきた読者の方にはこちらの特別版、おすすめです。

個人的に特に、精子提供問題・同性カップルの子ども問題などが描かれたこの最終巻となる3巻がシリーズで最も好きです。ぐっと胸に刺さった巻でした。

「鬼と天国」原作:阿賀直己、漫画:お吉川京子

高校勤務の青鬼は、最低限しかやる気を出さない省エネ教師。
先輩教師にどやされ、なかなか教室に来ない生徒の様子見のために向かった“保健室”で初めてまともに話した、どうにも掴めない養護教諭・天獄。
熱心な教師を演じる青鬼の本性をあっさり見破って、にっこり笑顔。

この出来事で天獄のことが苦手だと再認識したはずなのに、「赴任してきてからずうっと見てた」とカミングアウト。
更に青鬼のことを“純情”だと言って、いきなりくちづけをされて――?

変態系ぶっこわれ保健医×くたびれ純情教師、臆病な青鬼を待ち受けるのは天国か地獄か?

ハイスペック変態ぶっこわれ系アラサー保険医・天獄×くたびれアラフォー教師・青鬼

の大人な二人が織りなす物語。

幼い頃のトラウマが今も残る青鬼と、ハイスペックだけど中身はぶっ飛び気味の保険医・天獄。

※ちなみに、青鬼は「あおき」と読みます。青鬼と天獄、二人ともごく普通の人間です。「鬼と天国」は妖怪ものや人外もの作品ではありません。(私が中身を読むまで勘違いしていたので同じような方へ向けて念のため。笑)

天獄から青鬼へ、無理やりの体の関係から始まった二人が、徐々に心を通わせていく過程が丁寧に描かれています。

それぞれ心に暗いものを抱えていた大人な二人が、互いの存在に救われていく様子、だんだんとお互いの『特別』になっていく様子が読んでいてひしひしと伝わってきて胸打たれます。

読み始めの時点では正直、ここまで心に刺さるとは思っていませんでした。それほど、上巻、下巻、続編の再・・と読み進めるほどに魅力が増す作品です。

救済BLがお好きな方にもおすすめの作品です。

「鬼と天国」は上下2巻で一度完結、その後に続編として「鬼と天国 再」が発売されています。

続編の「鬼と天国 再」がまた本当に素晴らしいのです。

発売されて速攻で買って読み、夜中に「良すぎる・・!!またこの世に最高BLが!!!」と一人でもだえました。

「鬼と天国」が刺さった方は「再」もぜひ。

「そんなに言うなら抱いてやる」にやま

ワンナイトを愛する罪な男×美形ナルシスト王子、体は素直なシーソーラブ!
昼は冴えないヒラ社員。けれど夜になれば、視線ひとつで腰を砕く男たらし。2つの顔を使い分け、裏川忍、タチ人生を謳歌中!
…だったのだ。馴染みのゲイバーに、いけ好かない営業部のナルシスト王子、表屋ヒカルが来るまでは。入り浸るヒカルのせいで夜遊び出来ない日々は続き、自分のオアシスを取り戻すため、ついに忍は決意した。
「…待ってたろ? 俺に声かけられるの」
――後悔するぐらい、溺れさせてやると。

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/826480/vol_no/001

コミックス帯には『にやま史上一番、罪な男。』の文字がおどる、にやま先生の「そんなに言うなら抱いてやる」。

表紙やタイトルからしても、手慣れた遊び人攻めの空気がビシバシ伝わってきますね(笑)

にやま先生といえば、電子コミック大賞2019のBL部門も受賞している「僕のおまわりさん」が有名かと思いますが、こちらの「そんなに言うなら抱いてやる」はまた違った趣の良さがあります。

ワンナイトを愛する罪な男・忍×美形ナルシスト王子・ヒカル

の二人による、体から始まる恋が描かれています。

面倒ごとを避けるために、会社で過ごす昼はもっさり冴えない仮の姿、夜はモテまくる本来のイケメン姿で過ごしている裏川忍。

ある日、忍は馴染みのバーをたまたま訪れた同僚の表屋ヒカルと出くわすことに。だが、夜のバーで出会った忍がまさか同僚の裏川と同一人物とは気づかないヒカルは──?! という。

(「裏川忍」と「表屋ヒカル」というキャラの名付けがまんま過ぎて、にやま先生の遊び心を感じてその時点でくすりとしました。笑)

モテる自負のある自分に興味を示さない忍を落としたくて、なかば意地で躍起になるヒカルと、

正体がバレたら面倒だとヒカルを避けていたものの一向にめげない姿に「そんなに言うなら抱いてやるよ」となる忍。

初めは恋愛感情ではなく近づいた二人が、思いがけず相手の魅力に絡めとられていく様がたまりません。

忍の筋肉質かつ肉感的な体型は色気のかたまりですし、ヒカルは美形設定も納得の美しさです。

にやま先生の綺麗な絵柄でたっぷりある最中シーンも素晴らしい。

コミカルさと切なさのバランスが良く、笑えたと思ったら胸がきゅっとする切ないモノローグが差し挟まれたり。

正体を明かさないまま体の関係だけが先行した二人がどうなっていくのか──。

百戦錬磨の遊び人攻めの心境に訪れる変化を読みたい方にもおすすめの作品です。

「ところで今は何番目でしょうか。」田中森よこた

こんなにもかわいい健気受け、好きにならずにはいられない!!!
チャラ系くずな遊び人×恋愛経験値0の泣き虫大学生
思わず応援したくなるピュアきゅんハートフルラブ

れんげは大学構内で有名な、遊び人の同級生・史郎(しろう)に声をかける。
あっと言う間に、友達になれたのはいいけれど、
大学デビューの世間知らずボーイにとってパリピの世界は分からないことだらけ…
挙句、手慣れた史郎の言動にれんげはドキドキさせられっぱなしで…!?
『ゆっくり五数えてみ そのあいだにちょっとずつ挿れるから』

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/584437/vol_no/001

チャラ系くずな遊び人・史郎×恋愛経験値0の天然素朴な健気受け・れんげ

による格差&溺愛BL。

あらすじにもある通り、まさに『ピュアきゅんハートフルラブ』。

攻めの史郎のチャラクズさ、最高です。

受けのれんげのゆるふわ天然&健気っぷりも最高!

大学構内でも有名な遊び人の史郎に、高校時代から片思いをしているれんげ。

地味な見た目だったれんげが、史郎に少しでも近づくためと金髪&ピアスと見た目を変え、遊び慣れているふりをして史郎を誘う様子が健気でなんとも可愛いのです。

そうしてあっという間に史郎に美味しくいただかれた身も心も初心者のれんげ。体の関係を持ちながらも、

『史郎くんのたったひとりじゃなくていい

いっぱいいる中のひとりでいいから

ぼくも史郎くんの恋人になりたい』

とささやかに願う様がいじらしくてたまりません。

健気受けや、いつの間にかそんな受けにずっぷりハマっていくチャラクズ攻めがお好きという方にもおすすめの作品です。

作者の田中森よこた先生が、可哀想可愛い受け・健気受け・不憫受けを描くのがとても上手い作家さんなので刺さる方には刺さりまくると思います。(私も大好きです)

続巻として「史郎くんのいちばんめ。」も発売されています。

(1巻の「ところで今は何番目でしょうか。」に対して最高のネタバレアンサータイトル…!)

続巻では、れんげのバイト先の爽やかイケメン先輩という新キャラも登場して不穏さが見え隠れしだしたのも見どころ。

史郎くんとれんげシリーズ、続きをうきうきと待っている作品のひとつです。

「酷くしないで」ねこ田米蔵

勉強ばかりで友達ゼロ。あだ名は「メガネ君」。そんな眠傘は、次の試験で順位が下がれば、奨学金をはく奪されてしまう。一方、試験で赤点だと留年決定の真矢。正反対の2人が不思議な共通点で急激に接近! 強引にHしたがる真矢の誘いに混乱しつつも、無料の家庭教師というエサに釣られて、ついつい真矢の部屋に通ってしまう眠傘なのだが…?

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/233222/vol_no/001

スクールカースト最上位の遊び人・真矢×冴えないガリ勉ぼっち・眠傘

同じ高校にいながら正反対の世界に生きていた二人が出会い恋に発展していく様子を描いた、ねこ田米蔵先生の「酷くしないで」。

すでにご存じの方も多いかという人気作品で、2023年11月現在11巻まで発売されている人気シリーズとなっています。

(出会った頃は高校生だった二人が進学し、現在は大学生編となっています。このまま社会人編も描いていただきたい! 読みたい! と願っている大好きなシリーズです)

周囲から見ると「なんであの二人が?!」という組み合わせのカップルがお好きな方にはたまらない作品かと思います。

始まりこそ真矢が眠傘を脅しての強引な体の関係からだったものの、ゆっくり真矢に慣らされ篭絡されていく眠傘がたまりません。

そして、真矢ばかりが一方的に眠傘を振り回す立ち位置かと思えば、実際は眠傘にハマった真矢が無自覚な眠傘にぶんぶん振り回されるという──。

巻数が長く続く人気作だけあって、山あり谷あり展開のストーリーはとても読み応えがあります。

二人の間に様々な問題が持ち上がり、そのたびに傷つき傷つけ、すれ違い──。

切ないシリアス展開も、甘々で多幸感たっぷりの展開も両方楽しめます。

攻めが受けを溺愛する作品がお好きな方格差BLがお好きな方にもおすすめの作品です。

真矢の家庭教師である小鳥遊彰がメインのスピンオフ「酷くしないで 小鳥遊彰編」や、単行本未収録作をまとめた電子限定の「酷くしないでplus+」も発売されています。

本編を読んで気になった方はこちらもぜひ。

本編の巻数も多くスピンオフも出ているため、長編のBLを読みたい、面白い作品をたっぷり読みたいという方にもおすすめのシリーズです。

まとまった休みに作品世界にどっぷり浸ってまとめ読みするのも、日々の楽しみに少しずつ読み進めるのもどちらも最高!

遊び人攻め×初心者受け、二人の恋模様を描いたおすすめBL漫画をご紹介しました。

気になる作品があったという方はぜひ読んでみてください。

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