このBLがやばい!2022年度版ランキング結果は?ランクイン作品の感想レビュー

このBLがやばい!2022年度版 このBLがやばい!

「このBLがやばい!2022年度版」が発表されました!

毎年12月にネクストFコミックスレーベルが発行している「このBLがやばい!」。

2022年度版が2021年12月14日に発行されました。毎年注目を集めているランキングですが、2022年度版はどの作品がランクインしたのか、またランクイン作品を読んだ感想なども合わせてご紹介していきます。

そもそも「このBLがやばい!ランキング」って何??

という方は、こちらの記事で対象作品や投票方法、結果発表の時期などの詳細について紹介していますのでご参照ください。

このBLがやばい!2022年度版 コミックランキング

第1位「blanc」中村明日美子

このBLがやばい!2022年度版のコミックランキングの第1位は中村明日美子さん著の「同級生」シリーズの続編。

「同級生」シリーズといえば言わずと知れた不朽の名作。「同級生」「卒業生 冬」「卒業生 春」「空と原」「O.B.」シリーズ全部読みましたし、アニメ映画化の際も劇場に観に行った大好きな作品です。

続編となる「blanc」の発売を知ったときは、また佐条と草壁の物語が読めるんだ!と嬉しかったのを覚えています。

「同級生」(シリーズ1作目)あらすじ

合唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける……。

思春期に揺れる少年たちのスローテンポな恋とじれったくもあまずっぱいドキドキした気持ちを丁寧に描いた、さわやか系ピュア・ラブストーリー!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/1080/

シリーズ1作目の「同級生」では高校生だった佐条と草壁ですが、今回ランキング1位を獲得した「blanc」では二人の高校卒業から3年後が描かれています。

「blanc」あらすじ

卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。別々の進路を歩むことになった二人の行方は……。不朽の名作『同級生』シリーズ、時代を越えて新たなステージへ。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/236860/title/773981/

この新作「blanc」には「 blanc #1」「 blanc #2」「blanc #0 -Rings-(小冊子)」の3作が発売されています。

いずれも白がベースの美しい表紙。「#1」の表紙では隣に視線を向ける佐条が、「#2」では目を伏せて隣へ顔を寄せているような草壁の横顔が、そして「#0 -Rings-」では並ぶ指輪が描かれています。「#1」と「#2」の表紙を横に並べると、それぞれの絵がつながってタキシード姿で並び寄り添う二人が見られる仕掛けになってます。

もう! 表紙からして素晴らしい…!!

特に、これまでずっと同級生シリーズを追ってきた方々はこの表紙だけでうるうるしてしまった方も多いのではないでしょうか。(かくいう私もその一人…)

タイトルの「blanc」はフランス語で「白い」という意味があります。このタイトルにこの表紙、というところがまたとてもおしゃれですよね。

余談ですが、佐条くんの下の名前「利人(りひと)」が意味も響きも、とても好きなんですよね。シリーズの作中でも「利人」の名前の由来や名づけについて触れらていますが、あのシーンとても印象に残っています。

なお、同級生シリーズを発行しているOPERA編集部では今回のランキング1位を記念して同級生オリジナルグッズが当たるキャンペーンも開催中です。直筆サイン入り複製原画やマスコット、どれも可愛くてファンの方必見です。応募締め切りは2022年2月14日、今年のバレンタインデーまで。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

※こちらのキャンペーンは現在終了しています。

このBLがやばい!2022年度版 コミックランキングの第1位は納得の名作「blanc」でした。

第2位「夜明けの唄 1」ユノイチカ

このBLがやばい!2022年度版のコミックランキングの第2位は、ユノイチカさん著の「夜明けの唄」1巻。

2022年1月現在、2巻まで発売されているまだ未完結の作品です。 今回のランキングに入ったのは1巻のほう。

(このBLがやばい!2022年度版の投票対象作品が2020年9月21日~2021年9月20日までに発売されたBL作品だったので、2021年12月7日に発売された2巻は対象外だった模様。もしかしたら2023年度版のランキングには2巻がランクインするかもしれませんね)

表紙には白髪の美しい青年と、その青年に愛おしそうに顔を寄せる黒髪の青年が美しい絵で描かれています。背景には夜明けを思わせる美しいグラデーションの空。

帯には「こんなファンタジーBLを待ってたんだ。」の文字。

その言葉どおり緻密に練られた読み手を引き込む独自の設定、世界観がひときわ素晴らしいです。

「ずっと貴方のそばにいます」

「…残酷なガキだ」

黒い海からくる化け物と闘うたび、命が蝕まれてゆく戦巫子のエルヴァ。それを知った少年アルトは憤り、エルヴァが救われる術を探しながら、そばにいることを誓う。

健気に恋する忠犬ワンコと、無愛想な愛し下手が紡ぐファンタジー・救済ロマンス、第1巻。

https://www.cmoa.jp/title/226045/

作者のユノイチカさんを存じ上げなかったのですが、こちらの「夜明けの唄」がデビューコミックスということでした。デビューコミックスでこの圧倒的世界観を紡ぎだせるなんて驚きです。

各所ランキングでよく目にしていたことと表紙の美しさ、口コミ評価の高さに興味を引かれて、このBLがやばいランキングの結果を知る前に購入して読んでいた作品でした。読み始めたら一気に引き込まれて夢中で読んでしまい、読みながら深夜に泣いていたという思い出・・

BLを読み始めてそこそこ年月が経つと、どうしても作家さん買いが多くなって新規開拓がおろそかになってしてしまうのですが、こうして素敵な作品、作者様との新たな出会いがあるので各種ランキングや口コミは有り難いですね。

3巻以降も楽しみな作品です!

このBLがやばい!2022年度版 コミックランキングの第2位はユノイチカさん著の「夜明けの唄 1」でした。

第3位「オールドファッションカップケーキ with カプチーノ」佐岸 左岸

このBLがやばい!2022年度版のコミックランキングの第3位は、佐岸左岸さん著の「オールドファッションカップケーキ with カプチーノ」 。

前作の「オールドファッションカップケーキ」は、このBLがやばい!2021年度版ランキングの第2位に入っていました。

今回ランキングに入ったのは2巻の「オールドファッションカップケーキ with カプチーノ」。表紙の構図が1巻と2巻で似ている&巻数ではなくタイトルが少し違うだけなので、ぱっと見で迷うことがあるかもしれないのですが

二人でパンケーキを前に「あーん」されている(している)構図のほうが1巻で、

二人で家のなか朝食を囲んでいる構図のほうが2巻です。

カフェと家の中という、場所の違いで二人の関係性が進んだことが表紙からも伺えますね。

※これは単純に個人の感想なのですが・・ 漫画や小説などのシリーズもので、1巻、2巻といった巻数表記ではなくタイトル違いのものって順番がわからなくなることあるあるじゃないですか?? 2~3冊ならそこまで問題ないのですが5冊以上出ているものになると読み返そうにもタイトルだけだと順番が分からなくなったり、初めて読んだ時点ですでに複数巻出ていると「次巻のタイトルはどれだ??」と買う順番を迷うことがよくあります。

そのため、検索窓に「シリーズタイトル名 + 順番」と打ち込んで情報探すことを定期的に行っています(笑)

タイトル違いでシリーズ出してもいいから、どこか小さくでも(背表紙のあらすじ欄とかでもいいので)「シリーズ〇巻目」的な表記を入れてほしい~と切に願う日々です。

タイトル違いでシリーズを出している場合、その巻を象徴する凝ったタイトルがつけられていてタイトル自体が魅力的だったり、好きなシリーズものの各タイトルを覚えることすらも楽しかったりするので一概に巻数表記が絶対いい!というわけではないのですが。楽しみ方は色々ですよね。

少し脱線しましたが、オールドファッションカップケーキ、前作と今作ともに素晴らしくて大好きな作品です!

ランキング入るんじゃないかな、と事前予想していたので当たって嬉しいです(笑)

じんわりしみじみ、読み返すほどに沁みてくる素敵な作品です。

結婚してって、言ったよね俺。

付き合いはじめた野末と外川。いっしょに過ごす日々。年下彼氏が可愛くてたまらない野末は、無自覚に愛しさをふりまいている。そんな野末に満塁場外ホームランを打たれまくりで嬉しい外川。

ある日、同僚・柿谷に、外川が野末のネクタイをしていると気づかれて… 部下が上司のネクタイなんか普通しない──。浮かれて舞い上がっていた自分に気づいた野末は…!?

人生のハッピーエンドは、一度じゃない…かも?な、第2巻!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/203226/title/814094/

読んでみての感想はそれぞれ個別でレビュー記事も書いていますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。

このBLがやばい!2022年度版 コミックランキングの第3位は佐岸左岸さん著の「オールドファッションカップケーキ with カプチーノ」でした。

このBLがやばい!2022年度版 ノベルランキング

第1位「魔道祖師」墨香銅臭 鄭穎馨 千二百

このBLがやばい!2022年度版のノベル(小説)ランキングの第1位は墨香銅臭さん著の「魔道祖師」 (翻訳:鄭穎馨さん、装画:千二百さん)。

小説は全4巻で完結しており、アニメ化もされている人気ファンタジーBL作品です。

TVアニメ「魔道祖師」公式サイトはこちら

【時を超えた、運命の再会。】

かつて「悪の道に堕ちた」と人々から恐れられた魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は、すべてを失い非業の死を遂げた。しかし、それは自らの信念を貫いた証だった。それから13年後――別人の体に召喚され、思いがけず現世に蘇る。正体を隠し過去と決別しようとするが、よりによって少年の頃から文武を競い合った宿命の相手、藍忘機(ラン・ワンジー)と再会してしまう。

自由奔放で快活な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と、品行方正で寡黙な藍忘機(ラン・ワンジー)。前世の記憶の中では衝突してばかりいたはずなのに、なぜか彼はそばを離れようとせず――。あの日の旋律が、再び二人を巡りあわせる。

https://www.cmoa.jp/title/1101315589/

このBLがやばい!2022年度版 ノベルランキングの第1位は墨香銅臭さん著の「魔道祖師」 (翻訳:鄭穎馨さん、装画:千二百さん)でした。

第2位「背中を預けるには」小綱実波 一夜人見

このBLがやばい!2022年度版のノベル(小説)ランキングの第2位は小綱実波さん著の「背中を預けるには」(イラスト:一夜人見さん)。

小綱実波さんは「小説家になろう」出身の小説家で、今回ランクインした「背中を預けるには」シリーズは2022年1月現在4巻まで発売されています。

かつて身をていして国を守った騎士・イオニアは、天使のように美しい辺境伯の四男・レオリーノに生まれ変わる。レオリーノは夢の中で、イオニアの人生をたどり、身分差から想いを封じた王弟・グラヴィスへの思慕を思い出す。さらに敵国の内通者によって殺された記憶までよみがえり、慰霊祭の日に裏切り者と対峙するが、逆に拘束されてしまう。命の危機にひんしたレオリーノが、「ヴィー!」と助けを求めると、イオニアを喪って以来、すっかり厭世的になっていたかつての親友であり将軍・グラヴィスが現れ――!?

https://www.cmoa.jp/title/1101302029/

このBLがやばい!2022年度版 ノベルランキングの第2位は小綱実波さん著の「背中を預けるには」(イラスト:一夜人見さん)でした。

第3位「緑土なす 天から降る黄金の花弁」みやしろちうこ user

このBLがやばい!2022年度版のノベル(小説)ランキングの第3位はみやしろちうこさん著の「緑土なす 天から降る黄金の花弁」(イラスト: userさん)。

「緑土なす」シリーズの4巻目にあたる「緑土なす 天から降る黄金の花弁」がランクイン。このほか緑土シリーズは、第1作目「黄金の王と杖と灰色狼」、第2作目「きみ抱きて大地に還る」、第3作目「きみに捧げる花の名は」が発売されています。

足弱との結婚式を来年秋に控え、準備に余念がない今世王と、王族命の家臣団「灰色狼」。足弱は温かく、くすぐったい想いで日々を過ごしていた。そんな折、近隣のセイセツ国で「王室病」に似た病が発生。その病にオマエ草が効くとわかり、足弱はセイセツ国へ栽培に行くか迷う。一方、今世王は一時でも離れるのを惜しむものの、足弱の望むことは自由にさせてあげたいと考えるが…!? 足弱の誠実、今世王の懐深さと激怒、灰色狼の献身。待望の単行本オール書き下ろし続編は、黄金の花降る二人の結婚式に至るまでの物語。

https://www.cmoa.jp/title/1101180713/vol/4/

このBLがやばい!2022年度版 ノベルランキングの第3位はみやしろちうこさん著の「緑土なす 天から降る黄金の花弁」(イラスト: userさん)でした。

「このBLがやばい!2022」ではより詳細なコミックランキング、ノベルランキングを読めるほか、攻め部門、受け部門、オールタイムランキングなどほかのランキング結果も知ることができます。特集インタビュー記事なども充実していますので、気になった方はぜひ 「このBLがやばい!2022」 紙面のほうをご確認ください。

全国各地の書店さんでは、今回のこのBLがやばい!2022を参考にしたランキング棚も作成されている様子。書店で見かけた際にはぜひのぞいてみてはいかがでしょうか?

この世には素晴らしいBL作品があふれていてBL好きとしては嬉しい限りです。実に幸せです。

生み出してくださる作者様、制作に携わってくださっている方々に改めて感謝です。

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