【運命の出会いBL特集】お前がオレの世界を変えた/おすすめBL漫画

「オレとあたしと新世界」コミックス表紙 おすすめBL漫画まとめ

たった一人との出会いが人生を変えた・・

そんな出会いを果たして恋に落ちていく二人を描いたBL作品、良いですよね。

この記事では、出会ったことで生きる世界や人生が変わった“運命の出会い”が描かれたおすすめのBL漫画をご紹介いたします。

ストーリーや世界観がしっかりとした読み応えのある作品ばかりでおすすめですよ。

「オレとあたしと新世界」古宇田エン

しのぶが店子をやっているゲイバーに、同僚につれられてやってきたマコト。どう見ても外国人にしか見えないその風貌に興味を抱いたしのぶだが、オネエとノンケではそもそも恋が始まるきっかけすら見えなかった。そんなある日、マコトが店に血まみれであらわれて……!?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/126943/

古宇田エン先生の「オレとあたしと新世界」。

タイトル通り、出会ったことでお互いに“新しい世界”を見つけていく二人が描かれています。

私と「オレとあたしと新世界」との出会いは、雑誌の連載でした。

普段BLは単行本化されたタイミングで買うことが多いのですが、たまたまBL雑誌『enigma(エニクマ)』を何冊か読んだ際に、そこで連載していた作品のひとつが「オレとあたしと新世界」でした。

物語の途中、衝撃的な展開があり胸締め付けられるのですが、そのあたりで心掴まれてしまい「まとめて読みたい! 続きが読みたい…!」となってその後、単行本を購入。

あらすじに記載がない以上、“衝撃的な展開”の具体的な中身に触れてしまうのは野暮かなと思いますのであまり多くは書けませんが・・

その出来事自体にも、その後のストーリーの流れにも驚きました。私自身そこそこ長い間、様々なBL作品を読んできましたが、そのなかでもかなり印象的な作品だったと言えます。

ストーリー展開もキャラクターの人物造形も、オリジナリティ溢れた作品です。シリアスとコミカルの塩梅が絶妙で、笑えたり切なくなったりと感情を揺さぶられます。

口コミにあった読者の方のお言葉を抜粋してお借りすると、

『BLという枠を超えたヒューマンドラマ』

『大人のお姉さん向け』

などの感想のお声が。

うーん、確かに。

中身についてもっと言いたい・・

でも、言ってしまうことでこれから初めて読む方の読書体験を邪魔したくない・・

ということで、ひとまず言わずにおきます。

「オレとあたしと新世界」は2022年11月現在、4巻まで発売されています。

たった一人と出会ったことで、生まれ変わったようにまったく違う人生を生きていくことになるストーリーがお好きな方、作中で長い年月をじっくり丁寧に描かれた作品がお好きだという方にもおすすめの作品です。

余談となりますがひとつだけ。

とても魅力的でおすすめな作品ではあるのですが、少し読む方は選ぶかも、という部分もあります。以下はネタバレに触れますので、気になる方だけお読みください。

ネタバレはまったく知りたくない、という方は次の「ひだまりが聴こえる」項目をぽちっと。もしくはさささっとスクロールしてください(笑)

※途中、メインカップルの一人が別の相手と付き合う(肉体関係を持ったことを匂わす)描写や、メインカップル2人のリバもあります。お好きな方は最高にお好きだと思いますが、苦手だという方はお気をつけください。

「ひだまりが聴こえる」文乃ゆき

難聴のせいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。そんな時に出会った同級生の太一。バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて……。

友達以上、恋人未満。太一との出会いが航平を変えていく。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/168370/

実写映画化もされて話題になった文乃ゆき先生の「ひだまりが聴こえる」。

難聴を抱え孤立気味の大学生・航平 × バカみたいに明るい同級生・太一

孤独に生きていた攻めが、まぶしい太陽のような受けと出会い惹かれていく。王道と言えば王道のBLストーリーですが、二人の出会いから揺れ動いていく心の機微、変化していく関係性が丁寧に描かれています。

一冊や一話の中に詰め込まれがちなBLでは贅沢と思えるほど、二人の仲はゆっくりゆっくりと進んでいきます

それがまたリアルさを生んで、「ひだまりが聴こえる」という作品をより魅力的にしています。

読み終わった後、タイトルを思い返すとぐっときます。

聴こえない航平にとって、たった一人、ひだまりのような温かさと明るさを持った太一という存在だけは“聴こえる(心に届く)”んだなという──。

「ひだまりが聴こえる」はシリーズとしてタイトル違いで複数巻発売されています。

発売順は以下の通りです。読む順番の参考になりましたら幸いです。

▼「ひだまりが聴こえる」シリーズの順番(※上から順に発売日が古いもの→新しいもの)

  1. ひだまりが聴こえる
  2. ひだまりが聴こえる-幸福論-
  3. ひだまりが聴こえる-リミット-1巻~3巻
  4. ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-1巻

2022年11月現在の最新刊は「ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-」の1巻となっています。

「-春夏秋冬-」コミックスには「1」の表記が入っていることから、前作の「-リミット-」のように同タイトルのまま複数巻続きそうですね。

「やたもも」はらだ

生活能力ゼロ、究極ビッチでクズでろくでなしモモ。オカン系男子で面倒見のいい純朴青年、八田(やた)ちゃん。公衆トイレでの“事後処理”中という最低最悪の出会いから、八田ちゃんの人の良さにつけこんで、家に転がり込むことになったモモ。彼と過ごすうちに、ろくでなしなモモに少しずつ変化が…。そんな矢先、モモの過去のパトロンが表れて――。

エロコメディ!なのに胸を抉る切なさもある、はらだワールド炸裂の1冊! 

https://booklive.jp/product/index/title_id/304464/vol_no/001

面倒見のいいオカン系男子・八田(やた)ちゃん×生活能力ゼロの究極ビッチでクズでろくでなし・モモ

の二人が繰り広げる、エロあり、コメディあり、闇あり、切なさあり、愛ありの傑作「やたもも」。

はらだ先生らしい刺激強め()な作品です。

生活能力ゼロがゆえにお金さえ出してくれるなら誰でも良かったはずのモモが、ひょんなことから出会った八田ちゃんに惹かれていく様子が微笑ましく愛おしいです。

モモの壮絶な過去や背景も出てきますが、はらだ先生らしくコミカルとシリアスを上手く織り交ぜながら描写されています。

胸が痛くなる過去はありつつも、読むうちにしみじみと

モモが八田ちゃんと出会えて良かった・・

あの日声を掛けたのが八田ちゃんで良かった・・

と思えます。エロコメディとして笑いながら読んでいたはずが、(八田ちゃんの絶倫ぶりに悩むモモとホームレスのおっちゃんの会話シーンには笑いました。笑)1巻ラスト近くのモモのとあるシーンではほろりとしました。

「やたもも」は全3巻で完結しています。

「玉の輿ご用意しました」画:高緒拾 原作:栗城偲

「金持ちの恋人役ってこんなに大変なの!?」

負け組人生から一転、玉の輿街道まっしぐら!? 中学卒業後に一家離散し、当たり屋で生計を立てている青依(あおい)。けれどある日、高級車を狙って飛び出したら、故意だと見破られてしまった!! 車から降りてきた男・印南(いなみ)は、青依の痛がるそぶりに顔色一つ変えない。それどころか、「通報されたくなければ、俺の恋人役をしろ」と取引を持ち掛けてきた!? 拒否権のない青依は、その日から印南のマンションで同居することに! 英会話やテーブルマナーの特訓が始まり、初めての経験だらけの毎日で!?

https://booklive.jp/product/index/title_id/747400/vol_no/001

イケメン社長 × 住所不定無職の当たり屋青年

の織りなす格差BL

原作は栗城偲先生の同名BL小説です。

1巻のコミックス帯に

『底辺人生だった俺が、なぜか青年社長の恋人(役)に大抜擢!?』

とある通り、家も職も失くし悪い仲間と当たり屋として生計を立てていた青依(あおい)が印南(いなみ)と出会い、人生が変わっていく物語。

「玉の輿ご用意しました」とのタイトル通り、お話のベースはある日突然お金持ちに見初められ(?)るシンデレラストーリーではあるのですが、素直で努力家な青依は読むほどに応援したくなってきます

出会っただけで“なにもせず愛されちゃった”わけではなく、青依の人としての魅力が徐々に印南を魅了したのだと伝わってくるのが好感が持てます。

シンデレラストーリーBLがお好きな方にもおすすめの作品です。

「玉の輿ご用意しました」のコミック版は2022年11月現在、3巻まで発売されています。

「イキガミとドナー」山中ヒコ

「お前の血も肉も全て俺のものだ」

戦神と癒し手、魂を預け合う恋。
舞台は未来世界。ある日、平凡な教師の吉野は、国を守る最強戦闘種“イキガミ”の鬼道のドナーだと知らされる。

【ドナーの体液は、イキガミの傷を治せる唯一の薬】という衝撃の事実とともに、強制的に鬼道と同居することになった吉野。傍若無人な獣のような鬼道に乱暴に体液を要求されるが、次第にその孤独な素顔があらわとなり――。

「いつかドナーと出会ったら、愛してくれるかもしれない。そう思って生きてきた――。」

https://booklive.jp/product/index/title_id/837988/vol_no/001

上下巻の2冊合わせて一枚絵になっているおしゃれな表紙が目を惹く、山中ヒコ先生の「イキガミとドナー」。

『戦神と癒し手、魂を預け合う恋』

『生も死も共に 孤独な半身へ』

『恋も知らない戦神に注ぐ愛』

などなど。コミックス帯に書かれた煽りの文章を見ているだけでも興味を引かれるのですが、中身も期待を裏切らない独創性な世界観&設定となっており魅了されます。

作品の舞台は未来世界のとある国、J国。

この世界には通常の人間のほかに、『イキガミ』と『ドナー』と呼ばれる特殊能力を持った人間が存在します。

戦闘兵器にも勝り、一騎当千とされる強さから国防の要として国のために戦うことを義務付けられた『イキガミ』と呼ばれる能力者たち。

イキガミは兵器による攻撃は無力化できるものの、イキガミ同士の戦闘で負った傷は現代医療では治療がほぼ不可能。輸血もできない。

だが、『ドナー』と呼ばれる適合者の血液であれば輸血が可能。ドナーの唾液や体液が、イキガミには唯一にして万能の治療薬となる、という設定。

大きなポイントとなるのは、イキガミ一人につき適合者であるドナーはただ一人、ということ。

イキガミの中でも最強と言われる鬼道(きどう)と、ある日突然に鬼道のドナーであることが発覚した教師の吉野(よしの)。

イキガミとドナーとして出会った二人がどうなっていくのか──。

一度読み始めたら読む手が止まらない作品です。

初対面の吉野に対して

「よろしくな 俺のドナー」

「お前の血も肉も内臓も 今日から全て俺のものだ」

なんて血の通っていない一方的な台詞を言い放った鬼道。初対面の印象は最悪だった年下の鬼道が、だんだんと吉野になついていく様子が微笑ましいです。

そして、国のために戦わされるイキガミと、イキガミのための存在であるドナー。これらの設定が存分に生かされた数々の描写が切なく恐ろしいです。

独自の世界観がある作品がお好きな方だんだんなつく年下×ほだされる年上がお好きな方にもおすすめの作品です。

「イキガミとドナー」は上下2巻で完結しています。

「夜明けの唄」ユノイチカ

圧倒的な筆力をたずさえた、新鋭・ユノイチカのデビューコミックス!

「ずっと貴方のそばにいます」
「…残酷なガキだ」

黒い海からくる化け物と闘うたび、命が蝕まれてゆく戦巫子のエルヴァ。

それを知った少年アルトは憤り、エルヴァが救われる術を探しながら、そばにいることを誓う。

そうして8年――。
アルトは精悍な青年へと成長した。
ともに過ごす日々で降りつもった恋心を、そっと胸にしまったまま…。

一方、数年の命と思われたエルヴァは、何故かアルトと過ごすうちに回復の兆しをみせていて…?

健気に恋する忠犬ワンコと、無愛想な愛し下手が紡ぐファンタジー・救済ロマンス

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/264063/

ユノイチカ先生デビュー作にも関わらず、1巻から『このBLがやばい!2022年度版』コミックランキングの第2位にランクインして話題になった「夜明けの唄」。

1巻のコミックス帯に

『こんなファンタジーBLを待ってたんだ。』

とあるとおり、独創的な設定と世界観を持ったファンタジー・救済ロマンスBLです。

2022年11月現在、3巻まで発売されています。

「愛日と花嫁」渚アユム

「もし俺が本当は怖いと言ったら誰かが助けてくれたんだろうか」

突然Ωになった村の青年・ルカは、しきたりによって神様の花嫁――「生贄」になることに…。人を食べるとも言われている神様の元に村を思い嫁ぐのだが…嫁ぎ先の太陽神・クロは噂とは違い――? 神様と紡ぐ日々、それはいつしか愛しいものに変わり――渚アユム渾身のデビューコミックス。

村の守り神アルファ × 神様の花嫁(生贄)に差し出された自己犠牲型オメガ

人外BLかつオメガバースものです。

村のために尽くしてきた青年・ルカは、ある日突然発情しオメガであることが発覚してしまい、『神様の花嫁』とは名ばかりの生贄として差し出されることに。

「人を食べる」ともいわれる神の元へ嫁ぐことになり内心怯えていたものの、実際の神様は思いのほか優しくて──。

生贄の人間・ルカと神様・クロの出会いが、孤独だったお互いの世界を鮮やかに変えていく「愛日と花嫁」。

ときに切ない描写はありつつも、読後がとてもハッピーなおすすめ作品です。

ちなみにタイトルの「愛日」は「あいじつ」と読みます。

意味は以下の通り。

愛日(あいじつ)とは

  1. 冬の日。やわらかく暖かい冬の愛すべき日光ということから。
  2. 日や時間を惜しむこと。
  3. 日時を惜しんで両親に孝行すること。
引用:国語辞典online.『愛日』の意味

出会ったことによって、お互いの存在が冬の温かい日光のように互いの人生を照らしたのかと思うとタイトルもまた感慨深いですね。日や時間を惜しむほどそばにいたい、これからはいる、という意味ももしかしたらあるのかもしれません。

二人の後日譚を描いた36ページの短編「愛日と花嫁@吉日」も発売されています。

“たった一人に出会って世界が変わった”

運命の出会いを果たして恋に発展した二人を描いたおすすめBL漫画をご紹介してきました。

どれも面白い作品ばかりですので、気になる作品があればぜひ読んでみてください。

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