【長い片思いBL特集】10年越え!?長年の想いが実るおすすめBL漫画特集

「僕のおまわりさん」コミックス表紙 おすすめBL漫画まとめ

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片思いBL、いいですよね。

受けから攻めへの健気な片思い、攻めから受けへの一途な片思い・・ などなど。

今回はそんな片思い系BLの中でも、10年以上など長い期間の片思いが実るおすすめ作品をご紹介いたします。

受けから攻めへの一途な片思い

「アステリスク」鳥野しの

好きと言えない。ぼくはただの家庭教師で、君とは体だけの関係でしかない。大学生の澤は、家庭教師先の高校生・七央に片思いしていた。七央は将来有望なバレエダンサーで、傲慢で甘え上手な少年。そんな七央にはいつも彼女がいて、澤は振り向いてもらうなど考えてもいなかった。しかしある日、澤の色気に気づいた七央に「オレ、先生とセックスしてみたいかも」と言われ、体だけの関係を始めてしまう。

それが、2人にとって十数年にも及ぶ切ない恋の始まりだとも知らずに――。

年下バレエダンサー×健気な家庭教師の恋、感涙のハッピーエンドエピローグ描き下ろし!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/149324/

出会いは高校生と大学生だった二人の、その後の十数年までを追った作品「アステリスク」。

家庭教師の大学生・澤(受)から、教え子の高校生・七央(攻)への片思いという関係から物語はスタート。

将来有望なバレエダンサーである七央は、才能にあふれ、見た目も良くそれゆえ傲慢。そのくせ甘え上手という末恐ろしい高校生。

そんな七央と体の関係だけ持ったものの、精神的には澤(受)の片思いが続くという苦しい関係から始まります。

七央の気まぐれで体の関係が始まり、七央に振り回されながらも健気にそばにい続ける澤。

初めは澤より背も低く、まだまだ“少年”の面影を残していた七央も、作中でどんどん大人になり澤の背を越します。

最後まで読んでタイトル「アステリスク」の意味が分かったときに、すうっと胸に沁み込んでくるものがありました。

人生のほろ苦さも織り交ぜた、少しビターな片思いBLです。

「君に染まる町の色」梅田みそ

優等生の由之と、明るくて人気者の千羽は幼なじみ同士。実は由之は、小学生のとき転校してきて以来ずっと、千羽を好きだったが、自分の気持ちを千羽に告げるつもりは無かった。ところが高校卒業を前にして、それぞれの進路が分かれることになり……。

幼なじみの恋が突然色づく瞬間を描く、梅田みそのセカンドコミックス!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/202019/

コミックス表紙の、木漏れ日に照らされキラキラと輝くような表情の二人がまぶしい「君に染まる町の色」。

帯のデザインも美しく、

『ずるい 昨日まで幼なじみだったのに、

突然、色づいてみせるなんて。』

の煽り文句が印象的です。

人気者でモテる幼馴染・千羽に、優等生の由之が小学生のころから抱えた片思い。

何度も彼女ができる幼馴染の隣でなんでもない顔をしながらも本当は──。

という、健気な片思いモノ。

“仲のいい幼なじみ”として、長いあいだ自分の気持ちは押し殺して千羽のそばにい続けた由之と、

由之の想いに気づくこともなく、由之が隣にいることを“当たり前”に過ごしてきた千羽

前編では二人共に高校生、後編では大学生と社会人になっていて、コミックスまるまる1冊表題作となっています。

果たして由之の長い片思いは報われるのか──?

受けからの健気な片思いものが好きな方におすすめです。

「玉響」ゆき林檎

貿易商の一人息子である麻倉通忠は全寮制の旧制高校へ入学する。

そこで同室になったのは、幼い頃に唯一心を許した幼馴染み、立花だった。

けれど立花との再会は麻倉にとって複雑なもので───

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/66296/

時代モノの切ない片思いBLといえば思い浮かべる方も多いであろう、ゆき林檎先生の「玉響」。

コミックス帯に

『オレはあの頃 お前が好きだったんだ』

『あの日までは、仲の良い友人だった。再会するまでは綺麗で苦い想い出だった──』

とある通り、再会ものBLでもあります。

余談ですが、タイトルの「玉響」は「たまゆら」と読みます。

意味は「少しの間」「ほんのしばらく」。

たま‐ゆら【玉響】

読み方:たまゆら

[副]少しの間。ほんのしばらく。

引用:weblio辞書『玉響』の意味

ラストまで読んで、タイトルの意味を噛み締めたくなる作品です。

大正から昭和という時代を生きた麻倉と立花。二人の長い年月を描いた読み応えのある一冊です。

「報われない恋の占い方」小木カンヌ

【12年越しに動き出す、大人のこじらせ片想い。】

幼馴染の北原に、高校生の頃から片想いをしている、ゲイの占い師・美波。バツ3になった北原から、しばらく居候させてほしいと頼まれ、同居生活を送ることに。

北原が自分を好きになることなどないと決め付けていた美波だが、彼が見つけた新しい「好きな相手」はなんと男。想いが募った美波は、北原にキスをしてしまい―――?

友情と恋愛のはざまで揺れ動く、不器用でいとおしい片想い。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/227007/

タイトルからしてすでに切ない、小木カンヌ先生の「報われない恋の占い方」。

あらすじに『12年越しに動き出す、大人のこじらせ片想い。』とある通り、高校生の頃から想い続けた幼なじみ相手の恋が大人になって動き出す物語。

好きな相手・北原の結婚、離婚を三度もそばで“友人”として見届けてきた美波。

自分の恋心が報われる日は来ないと諦めながらも、想いを捨てきれない様子がいじらしく健気です。

そんな美波の思いなどつゆ知らず、三度目の離婚をした北原が次に「好きになった」と報告してきた相手は“男”で──?! という。

同性の自分は土俵に上がることもできない、と諦めてきた美波にとっては青天の霹靂もいいところなわけです。そこから北原と美波の関係がどう動いていくのか。

“北原が好きになった男”である日比(ひび)も、美波との意外な過去があり、二人をいい具合にかきまわしてくれます。

健気な受けの片思いBLが読みたい方におすすめの作品です。

攻めから受けへの一途な片思い

「僕のおまわりさん」にやま

小さな商店を営む田島誠治は、どこまでもテキトーな性格が災いして、いまだ独身。そのお世辞にも賑わっているとは言えない店によく訪れる長身の警官は、仲本晋。誠治と晋が知り合ったのは、10年以上も前のこと。何年も連絡すらとっていなかった2人は、晋が店近くの交番勤務になったことで再会する。以来、昔と変わらない付き合いが続いていたのだが……「男に乗り換えよっかなァ」誠治が何気なく発した言葉が、晋の積年の想いに火をつけて……!?

デビュー作『無邪気なわんこと猫かぶり』のスピンオフカップルが織りなす、予測不能&初恋みたいな年の差ラブ!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/134947/

コミックス帯の「10年分だから覚悟しろよ」の煽りが目を引く、年下攻めの片思いが実る年の差BL。

電子コミック大賞でBL部門を受賞した人気作でもあります。

年下のガタイのいい長身警官・仲本晋×元警官であり晋にとっては思春期の恩人・田島誠治

10歳の年の差がある二人の恋愛模様が描かれます。

現役警官である晋は制服シーンも多いので、制服萌えの方も楽しめるかと思います。

「僕のおまわりさん」は全3巻で完結しています。

「オールドファッションカップケーキ」佐岸左岸

寝て、起きて、仕事をする──それだけの毎日、それだけを好きで選んでいる自分に最近少し憂鬱な39歳・野末。

ちょっと無愛想だけど信頼厚い部下29歳・外川は、そんな野末が気になる。ひょんなことから、女子で賑わうパンケーキのお店に2人で行くことに。

ここから、外川による野末のためのアンチエイジング大作戦が始まった。

休日まで野末のために時間を割く外川に「なぜ?」が募っていく野末だが…!?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/203226/

アラサー番犬部下・外川 × アラフォー愛され上司・野末

という、部下(攻)から上司(受)への片思いもの。

上司である野末の視点で物語は進み、部下である外川の働きかけにどういった心境の変化が訪れていくのかが丁寧に描かれます。

おしゃれな絵柄で軽やかさがありながら、読後はじんわり胸が温かくなるような、大切に読みたくなる作品です。

野末と外川が上司と部下になったばかりの頃、「はじまり」の瞬間を描いた18ページの短編も発売されています。

「STAYGOLD」秀良子

ひとつ屋根の下で暴走する片思い

「隙みせたら容赦しねーから覚悟しとけ」

―両親不在、血は繋がっていたり、いなかったり。ちょっとフクザツなお家事情の中山家は叔父兄弟と甥姪の4人ぐらし。それでも歪な「家族」は、なんとかうまくやってきた。―駿人(甥っ子)が優士(叔父)に好きと告げ、キスをするまでは。

13歳のままならない恋心は、大人と子供の境目で、ついに暴走をはじめる。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/124501/

血の繋がらない甥(攻)から叔父(受)への実に長い、長ーーい片思いもの年の差BL。

叔父の優士が理性も常識もある大人なため、どれだけ駿人に押されてもころっとなびいたりしないところが個人的に良かったポイントです。

そんな優士だからこそ、数年かけてだんだんじわじわと意識し始め(意識させられ)、ほだされ始めてからの葛藤がいい…! 特に年下×年上の年の差BL好きな方にはおすすめです。

「STAYGOLD」全6巻で完結していますが、スピンオフ作品として「STAYGOLD それから。」も発売されています。

こちらの「STAYGOLD それから。」は、優士の弟であるコウと友人・日高がメインの物語。

「STAYGOLD」では、甥から叔父への片思い物語を堪能できますが、本編中に同時進行で描かれたコウと日高の物語がまた切なくて──。

「STAYGOLD」を読んでコウと日高の話をもっと読みたい! と思っていたのでスピンオフ作品として単独でコミックスが発売され歓喜しました。

ままならない切ない片思いモノとして「STAYGOLD それから。」もおすすめです。

「ララの結婚」ためこう

今日からお前はオレの嫁だよ

約束されていた富豪との婚儀の直前、双子の妹・ララは好いた男と村を離れた。ラムダンはララを無事に逃がすため、ララのふりをして花嫁に成り代わる。適当なところで富豪の家から抜け出すつもりだったラムダンだが、婚儀の初夜、媚薬で自由にならない身体を仮の夫となったウルジに激しく犯され、翻弄されてしまい――?

異国の嫁入り奇譚、1巻コミックス描き下ろしは終わらない初夜のお話。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/167113/

子どものころに一目ぼれした相手(男)を、なかば無理やり嫁に迎えるというとんでもな方法で片思いの恋を実らせる一途(執着)系攻めが登場する作品。

家の権力も、人も、使えるものはすべて使って何としてでもラムダン(受)を手に入れようとするウルジは執着系激重攻めのお手本のよう

ですが、読み進めると徐々にウルジの優しさや賢さ、ラムダンのためならほかのものは差し出すという一途さが垣間見えてきます。

初めは反発していたものの徐々にウルジに惹かれていくラムダン同様、読み手もまた「二人で幸せになるんだよ…!」と応援したくなるという。

2023年2月現在、5巻まで発売されています。

「窮鼠はチーズの夢を見る」水城せとな

7年ぶりの再会が、まさかの関係に?

大学の後輩・今ヶ瀬(いまがせ)との再会…。それは恭一(きょういち)の妻が彼に浮気調査を依頼したのがきっかけだった。浮気の事実を隠す代わりに、今ヶ瀬に男同士の関係を迫られ…!?

水城せとなが描く、限りなく切ないラブストーリー。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/100387/

「窮鼠はチーズの夢を見る」と「俎上の鯉は二度跳ねる」の2作が1冊にまとまった『オールインワンエディション』も発売されています。

オールインワンエディション版には、11年ぶりに発表された新作番外編「ハミングバード・ラプソディ」も収録。

長年の片思いが実るBL作品をご紹介してきました。

どれもおすすめの作品ばかりですので、気になる作品があればぜひ読んでみてください。

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