ストレイバレットベイベー/市川けいの感想レビュー

ストレイバレットベイベー 社会人BL

※本ページはプロモーションが含まれています。

ストレイバレットベイベー あらすじ

映画宣伝会社に勤める邑上千浩には、憧れの人がいる。取引先のオシャレ雑誌のオシャレ編集者・本名清春。かっこよくて笑顔がステキで仕事もできる、最高の憧れの人だが、近づける機会はなかった。しかしある日、飲み会で泥酔した本名を介抱することになって、家に行くと……!? ワガママ美人と振り回されまくる男、市川けい初の社会人BL!

https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000034167
  • 作者 市川けい
  • 出版社 講談社
  • ページ数 192ページ

ネタバレなしの感想

市川けい先生初の、丸まる一冊社会人BL!

社会人BL初なんだ! と意外に思ったのですが、確かに思い返してみると市川けい先生、これまでは学生BLが多いですね。高校生男子たちのきゅんとするさわやかで甘酸っぱい作品の印象があります。

人気の「ブルースカイコンプレックス」、通称「ブルスカ」シリーズも始まりは主役カップル二人とも高校生で、進学した今は大学生編ですもんね。このブルースカイコンプレックスも大好きなので、後日感想レビュー書きたいと思います。

さて、本作「ストレイバレットベイベー」。

あとがきで市川けい先生ご自身が

「この話は私の性癖にとことん素直になったビジュアルのメンズを描こう!!

というところから生み出されました

そう 本名清春(ほんな きよはる)です」

と書かれている通り、本名さんのビジュアルも見所のひとつ。二次元におけるおしゃれロン毛男子が好きな方必見です。

美しい、かっこいい、可愛い、すべてを兼ね揃えた本名さんです。

ちなみに私は本名さんに憧れる邑上くんも好きでしたね~。(結果、主役二人とも好き)

圧倒的光キャラ。コミュニケーション強者。

邑上くん、これまでの学生生活でもクラス内や学年で人気者のカースト上位だっただろうな~。しかも本人無自覚のうちに。派手めな女子からも大人しめな女子からも恋されるタイプの圧倒的光側の人間だな~。という、屈折のなさを感じさせるキャラでした。

それでいて嫌味な感じも、無神経な感じもなくひたすら「いいやつ」。同性からも異性からも好かれるだろうなこりゃ。

作中でも酔った本名さんが邑上くんに向かって、

「なんかお前はいいな 年上とか上司に好かれるだろお前」

「ほどよく相手をたててほどよく踏み込んでくるんだよ 案配がすげぇちょうどいいな」

と言うシーンがあります。

このときの本名さんの評がまさに。読みながらそうそう邑上くんそんな感じ~~と思いました。(読んでる側にきちんとそう思わせられる作者の市川けい先生の描写力がすごい)

関係ないですが、邑上くんの漢字が「村上」じゃなく「邑上」設定なのなんとなくおしゃれですよね。(全国の「村上」さんすみません。そういう意味でなく!)キャラの名前ひとつとっても市川けい先生のセンスが出てるな~と感じたのでした。

本編は何か大きな事件が起こるでもなく、創作世界ならではのドラマティックな展開があるわけでもなく進行していきますが、それがまたいい。

むしろだからこそ社会人BLの良さをしみじみ噛みしめられる作品だったなと。

すでに働いている年齢の大人な二人が仕事関係者として出会い、少しずつ近づき、お互いを知っていき、惹かれ合い・・という様子をじっくりと読むことが出来るなんてなんて贅沢。

リアリティとBLというファンタジーの混ざり具合が絶妙です。

主役二人の良さはもちろん、脇キャラも嫌な人間が一人も出てこないのでストレスなく読み進められます。(嫌なやつがスパイスになる作品ももちろんありますが)

社会人BLを読みたい方にはおすすめのBL漫画です。

あ、あといたすまでの過程でどちらが受け攻めにまわるか話し合って決めるのが性癖の方にもおすすめ! この癖がある方には特に、非常に、おすすめです(笑)

どっちも入れる側にまわりたいと主張し、一緒に調べてみたりあの手この手で主張してみたり、ジャンケンしてみたり。結果、どちらが受け、どちらが攻めにまわったのか先に知りたいという方向けに後半のネタバレあり感想の冒頭に書いておきますね。

(未読で知らないまま読みたい、という方はいったん先に試し読みや購入して本編を読んでみてください)

ネタバレありの感想

さて、というわけで(?)

ネタバレなし感想部分の最後で告知したとおりこの「ストレイバレットベイベー」の受け攻めを発表しますと

ジャンケンに勝って受けにまわったのが本名さん、

ジャンケンに負けて攻めにまわったのが邑上くんでしたね。

どちらも入れる側になりたいと主張していたので、ジャンケンに勝って勝負に負けたのは本名さんということになりますね。

このいたすまでの話し合いの過程が丁寧にけっこうなコマ数を割いて描いてあるのも、この作品の見せ場というか魅力のひとつだなと個人的に思います。

BL作品て受け攻めがなんの話し合いもなく、受けは受け、攻めは攻めとして当たり前のようにいたされることけっこう多いですよね。もしくはあっても会話1,2ターンくらいで速攻プレイに入っていくとか。

その点、この「ストレイバレットベイベー」では本名さんも邑上くんもしっかり話し合い、主張し、同性同士で体の関係を持つまでの思考だったり過程だったりが丁寧に描かれていていいなぁと。

相手が嫌がるなら無理強いはしたくない、でもやっぱり好きだからこそ抱き合いたい気持ちはある、という葛藤とか。

両思いになるまでの過程だけでなく、気持ちが通じ合ったあともまた読み応えがありました。むしろそこからがまた良かった!

やっとで迎えた最中も、またもーーー良かったです!! 良かったですよね!??

本名さん可愛い・・ 幸せ・・

勢い任せのガツガツでなく、しっとり優しく幸せなシーンでした。

本名さん、邑上くん、いつまでもお幸せに!

ストレイバレットベイベー ドラマCD情報

年下忠犬×ワガママ美人。

市川けいが初めて描く社会人ボーイズラブ、待望のドラマCD化!

https://www.fwinc.co.jp/stray_drama/

原作ストーリーに加え、市川先生原案のオリジナルストーリを収録し、さらにメインキャストによるキャストトークも入った豪華な一枚です。

https://www.fwinc.co.jp/stray_drama/

≪CAST 声優≫

邑上千浩役:小野友樹

本名清春役:増田俊樹

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