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俺がお前に何をした あらすじ
大注目作家・鈴丸みんたが紡ぐ 中毒必至の作品集!
https://bl.takeshobo.co.jp/info_uno/2250/
- 作者 鈴丸みんた
- 出版社 竹書房
- レーベル 麗人uno!
一冊の中に表題作の「俺がお前に何をした」を含む3つのストーリー、3カップルの話が入っている単行本です。
俺がお前に何をした(鈴丸みんた)の無料試し読みはこちら【ブックライブ】<謎の年下ゴ○カン魔×すれたゲイリーマン>俺がお前に何をした 感想
『俺がお前に何をした』
謎の年下ゴ○カン魔×すれたゲイリーマン
https://bl.takeshobo.co.jp/info_uno/2250/
表題作ですね。表紙のキャラはこのお話の受けである一宮です。
さて、どんなお話かというと。愛だの恋だのは信じず、サイトで相手を探し気軽にその場限りを楽しむタチ専の恋愛方面にはちょっとすれたサラリーマン、一宮昴。
ある日いつものようにサイトで見つけた相手と待ち合わせすると現れたのは不慣れな様子のイケメンで。抱くつもりでホテルに行ってみたら、タチ専の自分が押し倒されそのまま──!?
という。BL漫画なので(?)もちろんこのあと二人は再開します。
翌日痛む腰をおさえ出社すると、職場に大学生アルバイトとして昨夜の男(壱星)が現れて・・
感想としては、個人的に鈴丸みんた先生の絵柄が好きなので、受けの外見も攻めの外見も好きでそれだけでも目の保養でした。タチ専が受けにまわる(まわらされる)のが好きな方にもおすすめです。
28歳の一宮からしたら、年下の20歳大学生から押し倒され意思に反してネコにされるという屈辱──
このあたりが性癖に刺さる人にとってはおすすめの作品です。
表紙の涙浮かべた悔しそうな一宮の表情が胸に刺さった方には良いのではと。
以下はネタバレになりますが──
壱星が実はサイトを通じて会う前から一宮のことを知っていて好きだったのは良かったなと。
そうでないと、 単にサイトで出会ったタチ専を無理やりネコにしたただのゴミカスクソ野郎ですからね。そうでなくて良かった。(どっちにしろ一宮からしたら無理やりなのでダメですが。BLは創作物でありファンタジーなので)
俺がお前に何をした(鈴丸みんた)の無料試し読みはこちら【ブックライブ】<真面目な風紀委員×貞操観念ゆるゆる先輩>風紀を乱すは窓辺の君 感想
『風紀を乱すは窓辺の君』
真面目な風紀委員×貞操観念ゆるゆる先輩のお世話LOVE
https://bl.takeshobo.co.jp/info_uno/2250/
男子校を舞台にした高校生同士の後輩×先輩の学生BL。
鈴丸みんた先生の商業初作品とのことで、確かに絵柄などそこかしこから初々しさのようなものを感じます。
あらすじとしては、
風紀委員の木ノ下は、ある日朝の風紀チェックをしていた校門で綺麗な顔をした先輩・立花に目を奪われる。が、その後立花の「誰にでもヤらせてくれる」という噂を聞いてしまい──!?
という。立花の見た目からてっきり「誰とでもヤる」的な攻めかと思いきや、まさかの「ヤらせてくれる」で
「こっちのイケメンが受けなんだ!?? ってことはこの黒髪わんこ系が攻めか…」
と驚いた記憶。代表作以外のあらすじは知らずに読んでいたので、どんな話なのか読みだすまでまったく知らなかったんですよね。
攻めの風紀委員の木ノ下は、黒髪、短眉、垂れ目、幼な顔のわんこ系な見た目。背も受けの立花より低いです。
受けの先輩・立花は、明るい髪色に綺麗な顔面、貞操観念はゆるゆるの快楽主義。
このキャラ設定時点で萌える方にとってはおすすめの年下わんこ攻め、経験豊富な年上受け作品でした。
──ものすごく個人的な感想としては、嫌いじゃないけどそこまで刺さらなかった作品でした…。
このカップルが好きな方へはすみません。受けの立花は色気もあってかっこよくて好きだったのですが、その相手がわんこ木ノ下くんというのが… ごめんね木ノ下くん…
でも立花は「小さくて」「マジメそう」なのが好みとのことだったので、立花の好みにはドンピシャだったんだな木ノ下くん。立花と私の趣味が合わなかっただけです。
でも「風紀を乱すは窓辺の君」の続編「僕を乱すは君の性」でのラスト、最中に立花をまっすぐ見つめて「好きです」と告げた木ノ下はイケメンでした。
次で紹介する、同じ高校での別カップルである倉石×岸カップルが個人的には好みなストーリーとキャラでより好きでした。
<難攻不落な問題児×しっかり風紀委員>不届き少年の花園 感想
『不届き少年の花園』
難攻不落な問題児×しっかり風紀委員の監視から始まるpure story
https://bl.takeshobo.co.jp/info_uno/2250/
上で紹介した「 風紀を乱すは窓辺の君 」と同じ世界線・同じ高校でのスピンオフ的なお話。
スピンオフではありますが、私この単行本の中だと表題作も含めた全部の中でこのお話(というかこのカップル)が一番好きでした。
攻めの「難攻不落の問題児」倉石が前作の受け・立花の友人で、
受けの「しっかり風紀委員」岸が前作の攻め・木ノ下の先輩です。
前作は後輩×先輩でしたが、この二人は同級生ですね。
あらすじとしては、
風紀委員二年目の岸にとって、派手な見た目で校則違反常習者でありながら服装違反以外は問題のない倉石は掴みどころのない「難攻不落」の同級生。そんな倉石は風紀チェックに引っかかり続け、ペナルティを受けることになる。でもそのペナルティの監視期間中に二人の距離は近づき──!?
という。
派手な見た目で明るく人当たりのいい倉石の、どこか冷めていて一定距離以上は他人を踏み込ませない感じや、
それに気づく岸の聡さ。メインのキャラ二人がどちらも魅力的でした。
まだ特に仲がいいわけでもないときに、ペナルティ中も部活には出られないと困ると訴えた倉石のために顧問に掛け合ってあげるくらい、低燃費に見えて岸はなんだかんだ優しいんですよね。
そして恐らく岸のこの行動は、倉石相手だからなわけではなく、ほかの誰がペナルティを受けていたとしても同じように行動してあげたんだろうなと。この時点で岸の好感度がぐんと上がって。
その後、倉石の素に気づく察しの良さだったり、会話の中で踏み込み過ぎたなと思ったらすっと引いたり。そういった岸の聡いところもまた好きでした。
キャラのことを好きになってしまえば、必然、物語の中にもより没入できるというか。より楽しめるというか。
そういった点でも、この倉石×岸カップルのお話が一番好きでしたね~。
この先は少しネタバレシーンに言及してしまいますが──
「最中に男である自分を感じさせたくない、ほかの人と比べられたくない的な健気な理由で声を我慢する受け」が性癖に大ヒットする私なのですが、
その点でもこの作品はツボでした。
岸くん、健気可愛い。
聡いのに、恋をすると見えなくなっちゃう真実。
勘違いにすれ違い。
とてもいいですね。最高。
上記の
「最中に男である自分を感じさせたくない、ほかの人と比べられたくない的な健気な理由で声を我慢する受け」
大好きなんですよね。本当に好きです。BL作品でこの類のシーン出てくると
「やったーーーーー!!!!!」
「きたぞーーーーーーーーーーーー!!!!!」
と心の中で快哉を叫んでいます。
このシーンを含んでいるだけで、その作品のお気に入り度が数ランク上がります。
皆さんはどんな細かいピンポイント性癖がありますか?
性癖とは反対に、以前ネットで見かけたピンポイント地雷としては
「受けが火事で家を焼きだされる」
「冷蔵庫にあった人のプリンを勝手に食べる攻め」
がありました。
ほかの人にはなんてことない些細なシーンや設定でも、自分にだけは刺さる性癖ポイントだったり、地雷ポイントだったりといったものありますよね。
人のピンポイント性癖やピンポイント地雷の話を聞くのが個人的に結構好きです。
話がだいぶそれましたが、鈴丸みんた先生の「俺がお前に何をした」単行本、楽しく読みました!
俺がお前に何をした(鈴丸みんた)の無料試し読みはこちら【ブックライブ】俺がお前に何をした ドラマCD情報
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